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[2605] Re:[2604] [2603] [2601] 鴨の雛。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/29(Tue) 07:01  

> > > 昨日まで見なかったから、孵ったばかりなのだろう。
>
> 鴨の家族はどうやら二組いるようである。どちらも母子家庭。
> コガモは固まって泳いでいるが、中にはやんちゃなのもいて群れを離れて単独行動を取ったりしている。
> しかし、ちょっと何かあるとえらい速さで親ガモの元に戻る。その速さといったら、なぜか笑っちゃう速さである。
>
雛は順調に成育しているが、数は確実に減っている、
自然の摂理に親は悲嘆にくれているというふうでもない。


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[2604] Re:[2603] [2601] 鴨の雛。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/25(Fri) 13:38  

> > 昨日まで見なかったから、孵ったばかりなのだろう。

鴨の家族はどうやら二組いるようである。どちらも母子家庭。
コガモは固まって泳いでいるが、中にはやんちゃなのもいて群れを離れて単独行動を取ったりしている。
しかし、ちょっと何かあるとえらい速さで親ガモの元に戻る。その速さといったら、なぜか笑っちゃう速さである。


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[2603] Re:[2601] 鴨の雛。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/21(Mon) 11:25  

> 昨日まで見なかったから、孵ったばかりなのだろう。

気になっていたんだが、鴨は孵ったばかりで泳げるのだろうか。なんとなくそう思い込んでいたのである。ヤギやウマも生まれてすぐたつしね。
コガモは4羽になっていた。一帯はカラスが多いのである。

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[2602] 瀬戸内寂聴90歳。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/18(Fri) 07:55  


17日、寂聴さんさん卆寿の祝いがグランドオープンしたパレスホテルであった。
そのとき披露された句。

  嵯峨野清唱
仮の世の修羅書きすすむ霜夜かな
鳥わたるつらい手紙を読みさして
雪清浄奥嵯峨の山眠りけり
出離へのわが旅清め野火熾ん
おもひ出せぬ夢もどかしく蕗の薹
煩悩もあはあはとなり春愁
春逝くや鳥もけものもさぶしかろ
菜の花や神の渡りし海昏く
骨片を盗みし夢やもがり笛
木枯らしや野にも山にも心にも
冬紅葉分け入れば山なほ深く
星ほどの小さき椿に囁かれ
秋冷や源氏古帖の青表紙
きさらぎや冥の旅路は寒からん
雛の間に集ひし人のみな逝ける
あかあかと花芯のいのち白牡丹
菊月の曼荼羅山に虹立てり
老いし身も白しほのかに柚子湯かな
落飾ののち茫茫と雛飾る
待ち待ちし躯の中まで天の川
鈴虫を梵音と聴く北の寺

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[2601] 鴨の雛。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/17(Thu) 07:26  

善福寺川に、1羽の親鴨と5羽の雛が泳いでいた。昨日まで見なかったから、孵ったばかりなのだろう。巣も近くにあるのだろう。母子家庭のようである。
コガモはしきりに護岸のコンクリート生えた苔をつついている。苔を食っているのではなく苔の中の小虫を食っているのだろう。親ガモは、その周りを旋回して泳いでいる。

五分ほど見ていたのに、今日は10分近く余計にかかった。一度止まると、同じスピードを回復するのに時間がかかるのである。人生と同じである。(そんなわきゃあねえか)。



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[2600] 二週間。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/15(Tue) 08:50  

過去ログを見ると、5月1日あたりから徒歩通勤を開始した。
その間、バスに乗った記憶は無いから、かれこれ二週間歩いていることになる。(連休中も事務所に出ていたのである。もっとも、仕事をしていたわけでもなく、ぼんやりしていたのだが)

靴の減りが激しい。

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[2599] まともな「東京新聞」社説。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/11(Fri) 14:03  

小沢元代表控訴 一審尊重へ制度改正を
2012年5月10日

 一審無罪の小沢一郎民主党元代表を検察官役の指定弁護士が控訴するのは疑問だ。そもそも検察が起訴を断念した事件だ。一審無罪なら、その判断を尊重するよう検察審査会制度の改正を求めたい。

 新しい検察審制度で、小沢元代表が強制起訴されたのは、市民が「白か黒かを法廷で決着させたい」という結果だった。政治資金規正法違反の罪に問われたものの、一審判決は「故意や共謀は認められない」と判断している。

 つまり、「白」という決着はすでについているわけだ。検察が起訴する場合でも、一審が無罪なら、基本的に控訴すべきではないという考え方が法曹界にある。国家権力が強大な捜査権限をフルに用いて、有罪を証明できないならば、それ以上の権力行使は抑制するべきだという思想からだ。

 とくに小沢元代表の場合は、特捜検察が一人の政治家を長期間にわたり追い回し、起訴できなかった異様な事件である。ゼネコンからの巨額な闇献金を疑ったためだが、不発に終わった。見立て捜査そのものに政治的意図があったと勘繰られてもやむを得ない。

 小沢元代表はこの三年間、政治活動が実質的に制約を受けている。首相の座の可能性もあったことを考えると、本人ばかりでなく、選挙で支持した有権者の期待も踏みにじられたのと同然だ。

 新制度は従来、検察だけが独占していた起訴権限を市民にも広げる意味があり、評価する。だが、新制度ゆえに未整備な部分もある。検察官役の指定弁護士に一任される控訴判断はその典型例だ。検察でさえ、控訴は高検や最高検の上級庁と協議する。

 指定弁護士の独断で、小沢元代表をいつまでも刑事被告人の扱いにしてよいのか。「看過できない事実誤認」を理由とするが、検察審に提出された検察の捜査報告書などは虚偽の事実が記載されたものだ。どんな具体的な材料で一審判決を覆そうというのか。

 むしろ、「白か黒か」を判定した一審判決を尊重し、それを歯止めとする明文規定を設けるべきだ。最高裁も二月に、控訴審は一審の事実認定によほどの不合理がない限り、一審を尊重すべきだとする判断を示している。むろん被告が一審有罪の場合は、控訴するのは当然の権利だ。

 検察による不起訴、強制起訴による裁判で無罪なのに、「黒」だと際限なく後追いを続ける制度には手直しが急務である。

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[2598] 大逆事件に匹敵する政治裁判。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/10(Thu) 10:46  

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
(ナチの連中が共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、)
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。

(マルチン・ニーメラー)

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[2597] Re:[2596] 作家の瀬戸内寂聴さん(89)らが二日、東京・霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴える座り込みをした。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/07(Mon) 12:55  


> 原爆を二度受けてて
> 私が生きてきた90年でこんな悪い時代はなかった
> 戦争中の方がまだましでしたよね

瀬戸内は、現在より戦争中のほうがいいと、戦前賛美をしていると批判するやつが増殖しているらしい。
検察、マスコミの捏造を毎日毎日聞かされていたら、この程度のすり替えはお茶のこだよな。

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[2596] 作家の瀬戸内寂聴さん(89)らが二日、東京・霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴える座り込みをした。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/04(Fri) 12:35  

誰かに任せておいて、どうしてなくなるんですか
自分達でなくそうと努力しなきゃなくなりません
だって、なくしたくない人達もいるんだから、利益のためにね。
私達は悪いと思ったら自分達で闘って
不必要なものはなくさなきゃいけない

原爆を二度受けてて
私が生きてきた90年でこんな悪い時代はなかった
戦争中の方がまだましでしたよね
恐ろしい国ですよ
滅びつつありますよ
これから生きていく若い人とかね
子供達、生まれてくる子はどうするんですか
どうやってそれを平気で恐ろしい国に渡せるんですか
とても今、悪い状態ですね
それをどうして政治家が感じないのかね
ほんとに鈍いと思いますね
だって今の政府がそれをしようとしてるんでしょ
政府がけしからんと思ってます

原発はなくさなきゃいけないと思ってんの
安全な世の中にしたいので体を張ってる

戦争で広島やられて、長崎やられて
その日本が唯々諾々と原発を使ってることは
非常に恥かしいことだ
絶対なくさなきゃいけない、反対すべき

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[2595] 50分弱でついた。 投稿者:北風 投稿日:2012/05/02(Wed) 07:49  

雨もよいでためらっているうちに、6時40分になってしまったが思ったほどの雨で無いので今日も歩く。
現金なもので、昨日あんなににぎわっていた中高年ランナーは一人もいない。新緑が春雨にけぶるのを見て、少し感傷的になる。小鳥の声も少ない。カラスとシジュウカラの声のみである。
雨を嫌って早くつこうと無意識に急いだのだろうか、50分かからずについた。

そういや、小沢さんの無罪に対してL氏は無言である。以前あんなに口を極めてののしっていたのに拍子抜けである。
一昨日、この件では別の先輩とけんかをした。裁判の論旨にはまったく関係が無く(無罪なんだからその件にはふれず)、小沢さんの4億円が「賄賂」に違いない。そうでなければ、そんな大金持っているはずが無いという。元証券会社にしては、金銭感覚がせこい。
もし本当に「賄賂」なら、三年の年月と一説に三十億円の捜査費用をかけた検察が、違法な検察官にあるまじき調書、報告書の捏造までして、怪しげな検察審査会を使い「期ずれ」などという微罪で起訴せずに、堂々と「収賄」で事件にしたらいいのである。


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[2594] 歩いて出勤 投稿者:北風 投稿日:2012/05/01(Tue) 07:18  

長いこと気づかなかったが、自宅から事務所までほとんど車にあわずに通勤できる。
自宅を出てすぐ神田川に出る。この川沿いにしばらくくだる。善福寺川との合流点までいけばずっと遊歩道だが、それではあまりに遠回りなので、いったん離れて住宅街を抜けて大宮八幡のわきから、善福寺川沿いの遊歩道に出る。この川沿いは鳥の種類が多く、双眼鏡を持った探鳥女子もいる。昨日はカワセミを見た。にわかランナーと思しき中高年と行きかいながら、そのまま遊歩道を40分くらい歩くと、阿佐ヶ谷住宅に出る。この緑あふれる二階建ての住宅地は建替えになって灰色の6階建てになるらしいが、そこを抜けて杉並税務署から坂を上がると事務所は目の前である。都合50〜60分。6時ちょうどに家を出て先ほど、7時5分前くらいに到着。
今日で三日目。いつまで続くか。夏になったら、5時頃、うちを出ないと暑くてたまらんだろう。

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[2593] 小沢一郎無罪。 投稿者:北風 投稿日:2012/04/26(Thu) 11:06  


もともと、起訴自体に無理があったのだが、まずはめでたい。

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[2592] Re:[2591] 鳩山イラン外交に対する孫崎享氏の意見 投稿者:北風 投稿日:2012/04/11(Wed) 12:48  


これに対して、朝日新聞は「社説」「天声人語」で鳩山批判。
まるで競うかのようだ。

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[2591] 鳩山イラン外交に対する孫崎享氏の意見 投稿者:北風 投稿日:2012/04/11(Wed) 12:47  

http://togetter.com/li/286043

鳩山氏イラン訪問:10日読売「イランの思惑にまんまと乗った。自民党などは“鳩山氏はイラン側に政治利用され、国益を害した”と批判」と鳩山氏批判。鳩山氏が発言しないものを相手が言ったと報道したからと言って、世界がイランの報道をすぐ信ずる訳がないし、何故「国益を害する」ことになるのか。
magosaki_ukeru 2012/04/10 09:27:08

イラン2;本訪問の根本を考えよう。一時事態が緊迫しイランのホルムズ海峡封鎖が懸念された。その際世界で最も影響を受けるのは日本。従って日本は当然イランと対話を持つべき。しかし今英米独仏中露に加え独のみが公式対話メンバー。何故独が入り日本が入らないか。日本を入れないというなら
magosaki_ukeru 2012/04/10 09:27:25

イラン3;日本が独自に対話を持つのが自然だろう。それを何故駐日大使が批判するのか。鳩山氏が「発言しなかった」とするIAEAの性格を考えて見よう.核不拡散が世界の平和に危険をもたらすことに対して世界中で合意は重要。核不拡散を効果的に実施するには2つが必要。一つは核の非保有国が
magosaki_ukeru 2012/04/10 09:27:44

イラン4;保有に向け進まないこと。今一つは核保有国が非核保有国に対して核兵器での攻撃をしない約束をすること。核保有国が攻撃出来て、非保有国が開発出来ないというロジックでは不拡散を継続できない。攻撃されるなら自分も持つというのが当然の流れ。米国はブッシュ大統領時代イランへの
magosaki_ukeru 2012/04/10 09:28:01

イラン5;核攻撃を出来る命令を発出。イスラエルも又核攻撃を選択肢に。これを放置しているのがイラン核開発問題の根幹。現在のIAEAは非保有国の義務だけ求め、保有国の義務は求めない。これはIAEAの問題点である。従って仮に鳩山氏がIAEAに問題があると発言したとしても、それはそれで
返信する RTする ふぁぼる magosaki_ukeru 2012/04/10 09:28:23

イラン6:国際的に立派な問題提起。1960年代日本外交は「核保有国は非核保有国に対して先制攻撃をすべきでない」の明文化で、国連で活動。立派な政策。核政策の根本を考えず、従米を脱する行動をとると、「国益を害する」と国をあげて騒ぐ日本の安保論の貧困さ。鳩山氏の資質以上の問題を内蔵
magosaki_ukeru 2012/04/10 09:28:48

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[2590] 戦意を失う 投稿者:北風 投稿日:2012/04/05(Thu) 11:43  

長い間、ハンセン病問題に関するネット上の仕事を通して尊敬し、それがゆえに意見の違うことに関しては忌憚無く直言してきたリベルさんだった。[2587]のようなあまりフェアと思えないようのことも、小生の無礼な振る舞いにいかった老いの一徹かと苦笑いしてきた。反論や批判は尊敬すればこそである。

そのリベルさんが、ついに素顔をさらされた。男の顔は履歴書といったのは誰で、女の顔は領収書といったのは誰だか知らないが、リベルさんの履歴書を拝見したわけである。
確かに偏屈・固陋そうな屈折した人生を想起させるようなお顔である。いつか拝見した青年時代の白皙の屈託無さげな青年が、こうなっちゃうんだね。

もう批判はやめよう。


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[2589] Re:[2583] [2582] >生きるということ、あるいは、生きてきたということ 投稿者:北風 投稿日:2012/03/19(Mon) 14:54  

>
> 『射こまれた矢 能登恵美子遺稿集』がで来た。
> 安野光雅装丁で小さいけれど、美しい本になった。
>
> 題名は、鶴見俊輔の序文から取った。
>
> 本日は発送作業である。7日の命日までにはつくだろう。
>

いろんな方から感想をいただいた。
療養所からは一通もない。

今日から所用で田舎に帰ってくる。
ふるさとは遠きにありテ思うものなんだけれどさ。

そういや、来週の朝日新聞「読書欄」 の「扉」で紹介してくれるそうだ。

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[2588] 小沢一郎への検察特捜の暴走が国民を覚醒させたという皮肉 投稿者:北風 投稿日:2012/03/19(Mon) 13:29  


小沢一郎への検察特捜の暴走が国民を覚醒させたという皮肉
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/885.html
投稿者 月と星 日時 2011 年 2 月 09 日 17:11:56: vebXXayRfpINQ


今この国で起こっている小沢一郎待望論は、皮肉にも検察特捜を使って小沢一郎を葬り去らせようとした麻生自民党と官僚の謀略が白日の下に晒されようとしている事から生じた。彼らはネットというものが何であるかを自覚できていなかったから、従来のマスコミを使った世論操作で国民を欺けると思っていたのだろう。それが見事に覆されたのが実証された。

もはや過去のやり方は何の意味も持たず、逆にその不当性を証明することになった事は歴史的な皮肉として長く語り伝える事になるのではないだろうか。我々は、この官僚と自民党による国民を欺く企てを決して忘れてはならない。民主国家のあるべき姿を徹底的に追求し、このような事実があったことを長く語り伝えるべきである。

今行われている陸山会事件という裁判や、これから行われる小沢一郎に対する検察審査会を使った謀略裁判を記録し、その背景を長く語り継ごうではないか。皮肉にも、この問題が国民を民主主義に目覚めさせた事件として深く日本という国に刻まれることになったのだ。検察特捜という官僚の謀略組織の消滅と共に、この国は本当の意味の民主国家に生まれ変われるのだ。夜明けは意外と近いのかもしれない。  

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コメント
01. 2011年2月09日 17:33:43: FMdMRKf5Fw
同意!
今回の「事件」は、近代民主主義の刑事裁判とは何かを考える良い機会であったことは間違いないと思います。が、さらに憲法の理念を基礎にして、刑事裁判と司法の民主化を追求しなければ、またすぐ、元の木阿弥となることは、過去のえん罪事件を思えば明らか。現在もえん罪事件は拡大生産されており、それらを、今すぐ明らかにしていくことが不可欠。
これからなすべきは、第一に検察審査会の改変、第二に、検察「特捜部」の廃止、第三に、判検交流の廃止であるが、その前提として、警察・検察・裁判所の裏金の公開です。それと並行して、警察の取り調べの全面可視化です。「大混乱になる」という圧力が加わることは目に見えているが、糊塗することでは未来は無い。

02. 2011年2月09日 18:03:00: fbjJbRbe1A
同意!
「小沢問題」は、さらに、既存メディアのインチキさをあからさまな形で暴露したことも重要な点だろう。これもネットという存在を軽視したゆえの当然の帰結だった。検察、あるいは検察特捜、さらには裁判所、そして大手マスコミが、我々の側に立っているのではないこと、それどころか我々に敵対する存在であることを明らかにしたことは「小沢問題」の偉大な功績である。

03. 2011年2月09日 18:13:42: 05UhnFBHRM
同意!!
1対1000の戦いをこの二年間見せられている気がする。それも日本で一番力のある総理大臣・検察・官僚・野党・マスコミ誰が考えても小沢氏一人のほうが負けるはず、それが未だに2009年三月の時と変わらず疑惑だけ。これだけ悪党連中が捏造し、潰しにかかっているのに小沢一郎は変わりない。アッパレっと言うしかない。逆に検察・総理大臣・マスコミが追い詰められている気がしてならない。
テレビ報道を見れば焦りがよく分かる。

04. 2011年2月09日 18:16:52: pRtLVVUQNu
私も投稿氏や01コメント氏に同意。ただ、こうしたネットでの、真の情報の伝達・拡散あるいは議論も、下手をすれば規制をかけられたり、参加者への脅しなどの攻撃をかけられたり、あるいはこれを逆手にとってあらぬ方向へと国民を誘導していく道具にさせられてしまいかねない危険も感じています。すでに、そういう私的なブログもたくさんありますし、公的に規制の手を取り始めている自治体もあります。こうした動きにも注意を払いつつ、健康的(公平・公正)な情報交換や議論の場(既存のTV・新聞は冤罪量産と世論誘導の先兵となっていますからね。)を守っていかなければ、と思います。

05. 2011年2月09日 18:35:44: rFD4bFvk6w
小沢氏への検察特捜の暴走が国民を覚醒させたのは事実だが、一部の国民であり、日本の民主主義国家への道のりは遠い。一筋の光明には違いないが、予断を許さない。敵(売国勢力)は手強く、国民は頼りないからね。

06. 2011年2月09日 19:26:57: EZ8pEVIWI2
インターネットが日本で始まって18年、ついにメディアのありかたを問う革命が始まっているのだと思う。
だから、この出来事は語り継がれるべきと言う意見に同意する。この事件がどのようなけ妻津を迎えたとしても。
インターネットにはすばらしい可能性があると、世の中に知らしめることが出来ただけでも、現時点では立派な成果だと思う。


07. 2011年2月09日 19:36:41: VJ7eIzY8Ao
01-05さん
すべて賛同する。ならばネットの書き込みだけでなく何かやるべきだ。できることはたくさんある。手紙、メール、電話での抗議。

デモ・集会に参加する、友人、知人への情報拡散。チラシ配布、新聞の解約。NHKとの受信契約の破棄。



08. 2011年2月09日 21:01:28: g2ZO4Xtt7A
私も同意します。
この件は将来、映画や小説などになり、何百年と語り継がれるだろう、
赤穂浪士ばりの物語として。
もちろん、小沢氏が善人として。



09. 2011年2月09日 21:22:33: FRgLtBWmlY
全く同感です!
それを読んで小沢さんは対応している

自身をフィルターに国民の覚醒を促している

あっぱれです。


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[2587] 残念な振る舞い。 投稿者:北風 投稿日:2012/03/15(Thu) 19:22  


> 注:北風さんが運営するBBSは「ハンセン病」と全く無関係な個人的中傷の記載が多く見苦しい、とのご指摘が相次ぐため削除致しました。

リベルさんも、上記の文言をあげたりはずしたり、忙しいね。一方的に、こう書いてリンクをはずしたら、第三者は検証の仕様がない。谷内くんと同じビヘイビアだね。
「卑怯」な振る舞いはせず、「ひたすら生きる」とその言はいいけれど、やってることは小ずるいやね。
まず、己を客観視することが大人の第一歩だ。

http://www.geocities.jp/libell8/13keijiban.htm

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[2586] Re:[2584] なんだろうこの深い無力感、絶望感は。 投稿者:北風 投稿日:2012/03/12(Mon) 09:01  

> ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマと4回だ。

もっとも、回数以上に深刻なのが「教育」の問題だろう。

かつてヒロシマ、ナガサキ、ビキニをどのように教えたか。
いま、原発事故が教育現場でどのように教えられているか。
とにかく被害を低く見積もって、「絆」などという偽善的・欺瞞的なコトバで摩り替え分断を図る。

橋下の教育に対する姿勢を見るだけで、どっち側の人間か一目瞭然だ。

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[2585] 100年をへて。 投稿者:北風 投稿日:2012/03/12(Mon) 08:43  

足尾と原発(国策とその矛盾の国民への押し付け)、大逆事件と陸山会事件(国家権力を使ってのでっち上げによる反対者の抹殺)。
100年をへて何もこの国の構造が変わっていない。

そのことを眼に見える形で見せてくれたのが、民主党による政権交代と、民主党の中からの菅や野田らの裏切り、3.11の自然災害と人災としての原発事故。(己が官僚との野合によって民主党を内側から食い荒らしたシロアリなのに、官僚組織のシロアリ退治ができるわけはない)

こういうことが時を同じくして起こることに、歴史の必然といおうか摂理というか運命的な何かを感ずる。

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[2584] なんだろうこの深い無力感、絶望感は。 投稿者:北風 投稿日:2012/03/09(Fri) 21:22  


今までも、日本は民主国家だと思ったことはなかった。
しかし、1946年うまれの戦後派としては、まだ戦前よりはましだと思っていた。しかし、今日の小沢氏の裁判の「指定弁護士」による論告求刑を聞いて、この国の隅々まで及ぶモラルハザードの深刻さに慄然とした。まったく法治国家の法曹としての論理も倫理もかなぐり捨ては、暴論をとうとうと述べた。
手段を選ばず反対者をほおむる。そのやり方がよりソフトになって見えずらくなっている分、深刻さの度合いは今のほうが強く、戦前のほうがまだましな国だったのではないかとさえ思える。
マスコミなどの尻馬にのって、己を良識派などと勘違いいている偽善者が、この国の既得権益者とそのシステムを支えている。その身近な一例としてとして、L氏を批判し続ける。
もっとも、批判するのはL氏の言説に対してであって、L氏がしたり顔に何か言わない限り批判するわけではない。

一方、この絶望感は、原発問題をめぐっても通底する。
日本は、唯一の被爆国だというが、被爆したのは一回や二回ではない。
ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマと4回だ。原爆を一回と数えても三回だ。さすがに自国民に三回も放射能を浴びさせた国は、世界ひろしといえども日本以外にない。どういう国だろうね。
その国が、福島の事故も収束しないうちに、偽りの終息宣言を出し、原発の再稼動を急ぎ、原発を輸出しようとする。狂っているとしか言いようがない。



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[2583] Re:[2582] >生きるということ、あるいは、生きてきたということ 投稿者:北風 投稿日:2012/03/05(Mon) 09:03  

>
> 嗚呼、ですな。


『射こまれた矢 能登恵美子遺稿集』がで来た。
安野光雅装丁で小さいけれど、美しい本になった。

題名は、鶴見俊輔の序文から取った。

本日は発送作業である。7日の命日までにはつくだろう。


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[2582] >生きるということ、あるいは、生きてきたということ 投稿者:北風 投稿日:2012/03/04(Sun) 16:08  


嗚呼、ですな。
かくなりたくない、かくいいたくない見本。
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[2581] 春の雪は吉兆か凶兆か。 投稿者:北風 投稿日:2012/02/29(Wed) 14:54  

ま、「春の雪」といえば、三島由紀夫の「豊饒の海」の第一巻ですが、主人公松枝清顕クンは20歳でしんじゃうし、雪の2・26事件も、桜田門外の変も、春の雪には死の影が付きまといますね。

来年は、心積もりして雪を見るからさ、花が咲き鳥が歌う春に、今年ばかりは早くなってほしい。

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[2580] 春の雪。 投稿者:北風 投稿日:2012/02/29(Wed) 11:53  

通勤路に、庭に柿木のあるうちがあって、いつかインコの群れを見た。昔新聞に、世田谷に野生化したインコの群れがいることが出ていたが、その類らしい。
そののち、注意してみていたが、去年あたり一度、1,2羽のインコを見たきりである。どちらも葉の落ちた冬枯れの時期だった。この寒さでは冬は越せなかったか、今年はまだ見ていない。追い討ちをかけるような春の雪である。
柿木のある家を過ぎてしばらくいくとアパートの前庭の陽だまりに梅の花が咲いているのだが、これも雪をかぶって痛々しい。

春が来るから梅が咲くのではない、梅が咲くから春なのである(道元禅師)というが。

春が来たから、検察やマスコミの捏造、その尻馬にのったリベルさんの化けの皮がはがれたのではなく、巨悪・小悪の化けの皮がはがれてきたから春が近いのである。
その昔、検察は「巨悪は眠らせない」と嘯いたが、アレは自分のことだったとはね。


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[2579] 東京新聞 投稿者:北風 投稿日:2012/02/24(Fri) 08:29  


最近ひいきしているが、漫画が代わった。

「ちびまるこちゃん」から「おーい栗之助」(森栗丸)である。
いい味出している。今日は、泥鰌すくいである。

つけたり。
朝日新聞が何を思ったか、小沢一郎インタビューをでかでかと載せている。
機を見るに敏だから、保険をかけ始めたのかね。


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[2578] 経世会と清和会 投稿者:北風 投稿日:2012/02/23(Thu) 15:55  


▲「経世会(旧田中派)」VS「清和会」

(田中派)田中角栄 逮捕 ロッキード事件(←東京地検特捜部)
(経世会)竹下登  失脚 リクルート事件(←東京地検特捜部)
(経世会)金丸信  失脚逮捕 佐川急便献金・脱税(←東京地検特捜部&国税) 
(経世会)中村喜四郎 逮捕   ゼネコン汚職 (←東京地検特捜部)
(経世会)小渕恵三 (急死)(←ミステリー)
(経世会)鈴木宗男 逮捕 斡旋収賄 (←東京地検特捜部)
(経世会)橋本龍太郎 議員辞職 日歯連贈賄事件(←東京地検特捜部)
(経世会)小沢一郎  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)二階俊博  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)

(清和会)岸信介    安泰(A級戦犯、元祖CIAエージェント)
(清和会) 佐藤栄作   安泰
(清和会)福田赳夫   安泰
(中曽根派)中曽根康弘 安泰
(清和会)森 喜朗    安泰
(清和会)三塚 博   安泰
(清和会)塩川正十郎  安泰
(清和会)小泉純一郎  安泰
(民間) 竹中平蔵   安泰
(清和会)尾身幸次   安泰
(清和会) 安部晋太郎   安泰
(清和会) 福田康夫   安泰
(麻生派) 麻生太郎 安泰
(清和会) 中川秀直 安泰
(清和会) 町村 信孝 安泰

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[2577] 今回の小沢冤罪事件に深く関わっているのは。 投稿者:北風 投稿日:2012/02/23(Thu) 14:20  

最高裁事務総局

戦前の日本においては、全ての裁判所と裁判官は行政機関である司法省によって管理・統制されていた。戦後、日本国憲法および裁判所法の施行に伴って司法省は廃止されたが、これと同時に司法省の官僚たちの多くは最高裁判所事務総局へ移籍し、今度は最高裁判所の内部から全ての裁判所と裁判官を管理・統制する形となった。このため、最高裁判所事務総局は建前こそ「最高裁判所の庶務を行う」とのみ定義されているものの、その実態は「司法省の戦後の再編成版」とも形容され[1]、設立時から現在に至るまで、戦前の司法省から引き継いだ司法行政権のすべてを事実上掌握し続けているとされている。

東京地検特捜部

東京地検特捜部が連合国軍による占領下で、旧日本軍が貯蔵していた隠退蔵物資を摘発してGHQの管理下に置くことを目的に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」としてスタートした経緯や特捜部エリートに駐米大使館の一等書記官経験者が多いことから、「アメリカの影響を受けている」とする見方がある。また、捜査対象が歴史的に木曜クラブの流れを汲む平成研究会系列(田中派―竹下派―小渕派―橋本派―津島派)の政治家に集中する一方で、党風刷新連盟を興りとする清和政策研究会系列(福田派―安倍派―森派―町村派)の政治家は多くが免れていることから、「捜査対象が偏っているのではないか?」という指摘がある。

それに、新聞、テレビなどのマスメディア、電通だろうね。
誰かさんは、電通の出身らしい。

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[2576] だんだんいろいろなことが明らかになってきた。 投稿者:北風 投稿日:2012/02/21(Tue) 14:50  

検察やマスコミの尻馬に載って、小沢一郎を「重度の人格破綻者(だっけ?)」と言い募ってきたリベルおじさんは、光事件の論評ではなく、検察の調書でっち上げ、マスコミの「大本営発表」の垂れ流し、おのれの言説に対する「説明責任」を果たすべきだろう。
しかし、いまだに読売新聞の「社説」を己のオーソライズに使っているのにあきれる。いい加減に覚醒しなきゃあね。
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[2575] 小沢氏の「強制起訴」裁判を監視すべし 投稿者:北風 投稿日:2012/02/21(Tue) 12:46  

<メルマガ・日本一新第89号>

◎「日本一新運動」の原点―96(臨時増刊号)

日本一新の会・代表 平野 貞夫

(小沢氏の「強制起訴」裁判を監視すべし)

 2月17日(金)、東京地方裁判所は検察審査会から強制起訴
された小沢一郎氏の公判で、元秘書・石川知裕衆議院議員の捜査
調書(政治資金の虚偽記載を小沢氏に報告をし了承を得た)等を、
証拠として採用しないと決定した。大善裁判長の厳しい検察批判
が目立ったが、永田町では「小沢無罪で政界どうなるか」との話
が流れ始めたが、そう簡単な話ではない。
 現在の司法権が「法と証拠」で真っ当な裁判を行う保証はない。
昨年9月26日の東京地裁の石川議員らの判決を見れば明らかだ。
「虚偽記載」は問題の本質ではない。それが裁判の中心になるこ
と自体が問題なのだ。政治権力に指示された検察側が、小沢氏が
ゼネコンの裏金を受けとったとして、小沢氏の政治生命を断つた
めの冤罪をつくろうとしたことにあった。
 その裏金が、小沢氏に関してはまったく無かったために、会計
士の多くが適法であるという政治資金報告書を裁判で争うという
見当違いのことをやっているのだ。小沢氏を政界から排除しよう
と、わが国の既得権支配層の企みが、政治だけではなく、どれだ
け経済・社会の大きな損失を与えているか、国民の皆さんには是
非とも理解してもらいたい。
 亡国者たちの手先になった検察という国家権力がやったことを
内部告発した情報がある。小沢氏の陸山会問題に関わった東京地
検特捜部関係者の情報を、「メルマガ・日本」臨時増刊号で速報
する。

《仮面の民主主義・暗黒国家日本の正体》

 2月14日(火)の朝日新聞朝刊(東京13版)に注目すべき
「小沢裁判」の報道があった。『捜査資料開示を要求した小沢氏
弁護側 指定弁護士に』という見出しで、私が強い関心を持った
のは次の記事である。
「元検事の前田恒彦受刑者(44)=証拠改ざん事件で懲戒免職
=が小沢氏の公判で『存在する』と証言した取り調べ時のメモに
ついても開示を求めた。メモには『ゼネコンが小沢氏側への資金
提供を否定した』との記載があったとされ、指定弁護士が『70
通存在する』と弁護側に回答していた」
 この、『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』という
捜査メモが、何故公判に提出されないのか。疑問をもった私は、
その日に検察問題に詳しいジャーナリストの友人に意見を聞いた。
友人は「ごく最近、東京地検特捜部関係者から重大な情報を聞い
た。この人物の氏名は明かせないが、きわめて重大な問題なので
伝えたい」とのこと。
 特捜部関係者の情報の要点は次のとおり。
(1)東京地検特捜部の小沢関係の捜査には「業務班」と「身柄
班」があった。前田元検事は身柄班なので詳しく知る立場ではな
い。自分の担当した範囲で知りうることを証言したと思う。
(2)業務班は約五〇社のゼネコンについて、小沢氏に裏金を渡
したかどうか、徹底的に捜査した、一〇〇人を超えるゼネコン社
員を絞り上げたようだ。水谷建設を除く全社が小沢氏への裏金を
否定した。問題の、水谷建設の川村社長については、政治家の名
前を使って会社の金を「女」に使っていたことを業界ではよく知
られていたので、特捜部では水谷建設の小沢氏への裏金を真に受
ける人はいなかった。
(3)ゼネコン約五〇社の捜査メモは、捜査資料としてきちんと
ナンバーを付して整理されている。捜査資料には他の政治家への
裏金提供が結構記載されていた。
(4) この捜査資料を小沢氏の公判に提出することについて、
検察側では最高検を巻き込んで大議論となっていた。現場で苦労
した人は「検察を正常にして国民の信頼を得るべきだ」と主張し、
赤レンガ組(東大卒等のエリートなど)の中には、絶対提出する
べきではないと対立した。結局、資料は指定弁護人に渡してある
として任せればよい、と検察側は判断しないことになった。検事
総長は腹を決めていたようだが・・。
(5)現在、検察内部では大きな議論が出ている。米国の大学に
留学して在米大使館などに勤務し、米国式の秩序維持に拘り、出
世だけしか考えない人たち、現場で苦労して検察を健全にしたい
という人たち、そして赤レンガ組でもそれを理解する人がいる。
小沢氏をめぐる捜査が検察内部に反省と論争をよんでいるのだ。
 これは、検察良心派の内部告発といえる。小沢氏への捜査が、
政権交代阻止のための「政治捜査」であったことを、私は平成2
1年3月の西松事件以来、機会あるごとに論じてきたし、「メル
マガ・日本」でも再三書いてきた。その私に、検察側の内部告発
とも思える情報がもたらされたことは、「天の配剤」といえる。
しかし、この情報を証明する術を私は持ち合わせていない。
 2月15日(水)には、小沢弁護団が要求していた「検察審査
会に東京地検が提出していた捜査資料」の開示を指定弁護人は拒
否した。こうなると、小沢氏の裁判について公正な公判が行われ
る保証はない。憲法上、国民の信託にもとづく裁判がこのような
状態で、公正に行われるはずはない。わが国は、民主主義の仮面
をつけた暗黒国家である。

《『権力の犯罪』の究明が日本再生の鍵だ》

 小沢氏をめぐる「政治捜査」、検察審査会の「強制起訴裁判」
をひと言でいえば、『権力の犯罪』である。次の問題を究明する
ことが、わが国の統治を正当化できる出発点だ。
第一、東京地方裁判所は、「小沢裁判」で小沢氏関係の捜査に当
たった東京地検特捜部部長及び副部長を証人として召喚し、真実
を究明すべきである。また、東京地検は「裏金捜査」で判明した
他の政治家を捜査すべきである。これを放置することは、検察庁
法違反となる犯罪である。
第二、小沢氏への「政治捜査」について、国会側の究明が、ほと
んど行われていない。与野党を超えたわが国の議会民主政治の存
立にかかわる問題であり、国政調査権の限界などない。捜査時点
の検事総長および関係者を証人喚問し、国会の権能で真実を究明
すべきである。
第三、ここ数年の巨大メディアの小沢氏に対する「人格破壊工作」
は、民主主義社会では許されない事態である。朝日新聞が「ゼネ
コンが小沢氏側への資金提供を否定した」と、捜査メモについて
報道するなら、それなりの情報と裏付けがあるはずだ。日本の巨
大メディアが社会の木鐸を自負し、真に日本の再生を願うなら、
小沢問題については真実の報道に立ち帰るべきだ。

(小沢氏の「強制起訴」に
          民主党政権が関与した疑惑を究明すべきだ)

 小沢氏の検察審査会による「強制起訴」は、民主党政権の有力
閣僚が関与していたとの情報がある。この問題は、統治権力の腐
敗として究明されなければならない。情報の要点を説明しておく。
(1)平成22年4月13日、民主党による「事業仕分け」で、
法務省所管の「事前調査」が行われた。その時社団法人「民事法
情報センター」の香川保一理事長の金銭スキャンダルが判明した。
(2)香川氏は最高裁判所判事、法務省官房長や民事局長などを
歴任し、最高裁と法務省のパイプ役として戦後活躍した大物法曹
人であった。
(3)同月16日、衆議院法務委員会で事業仕分けの事前調査を
行った民主党委員が、この問題を採りあげ、千葉景子法務大臣に
質疑を行った。それが読売新聞に小さな記事として報道された。
(4)この問題は、香川元最高裁判事が刑事責任を問われる可能
性があること。また、法務省の監督責任を問われることになるの
で千葉法相は対応に悩み、政権幹部に相談することになる。
(5)連休明けの5月8日、社団法人「民事法情報センター」は
突然解散し、多数の有料会員や利用者を困惑させた。
 この問題は、単なる社団法人の不詳事件として処理されるべき
ことではない。元最高裁判事・元法務省官房長や民事局長などを
歴任した香川保一理事長という法曹界の重鎮の刑事責任や社会責
任をもみ消し、不問にした千葉法相の責任は重大である。千葉法
相ひとりの判断で決めたことではなく、民主党政権の弁護士資格
を持つ有力閣僚の動きがあったとの情報があり、真相の究明が必
要である。

 法曹界に詳しい専門家の情報によれば、香川理事長を不問とし
て問題をもみ消した有力閣僚は、最高裁と法務省に絶大な「貸し」
をつくったことになる。その貸しを政治的に利用したのか、しな
かったのか。きわめて重大な問題であるとのこと。政局は、同年
6月に鳩山政権から菅政権に交代し、小沢元代表は排除される。
7月には参議院選挙が行われ、9月始めには民主党代表選挙とな
る。そして、検察から不起訴とされていた小沢民主党元代表は検
察審査会によって強制起訴となり、東京地裁で裁判を受けること
になる。同時に、民主党党員資格停止処分をうける。検察審査会
の構成、審査、議決の有無や手続きなどについて、さまざまな疑
惑が報じられている。その中に菅政権の有力閣僚の関与という情
報もある。それらは、強制力を持つ国家権力の腐敗、否、犯罪の
疑惑でもあり、国会において徹底的に真実を究明すべきである。
 国民の、国家に対する信頼の回復が、消費税増税よりも優先す
ることは自明の理である。
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事務局雑話

ひと目には暗黒のように見えるわが国の政ではあるが、今ほどリ
アルな形でさまざまな現象が国民の眼に見えるのは、病巣・病根
が明らかになり、私たち国民がそれらをどう判断し、対処するか
が問われているのだから、大いに前進と理解したい。
ロッキード事件の折「戦後の経済成長に田中元総理の貢献は多大
なものがある。5億円ごときのはした金でガタガタ騒ぐな!」と
吹聴して顰蹙をかった。しかし、その5億円ですら「なかった」
というのが昨今の情報である。あの時は、世の中の9割に近い人
が「田中有罪」を信じていたし、私も「貰っている派」であった。
あの頃は、世界から「日本株式会社」と揶揄され、その輸出量と
影響力は今の中国以上のものであったろう。そんな経済を打ち立
てるのに、田中元総理の働きは大きく、仮定の話として、国家か
らの「報奨金制度」があったとすれば、500億円を払っても、
日本国民の一人として惜しくはない、と考えたものだ。

私は、政治学や統計学を知らないが、漠然とした山勘でいえば、
この10年、選挙民の投票行動が確実に変わっていると考えてい
る。それまでは業界・町内・縁戚、それに加えて労働組合などの
お付き合いで自分の意志を曲げて、あるいは、そこに気づかない
まま投票していた人たちが、その意志をはっきりし始めた。
09年の政権交代もその一環だし、健全な国民の選択を、民主党
内に巣くっていた守旧派が「無血クーデター」で乗っ取ったもの
であることがはっきりと見えている。
夜明けは近い、それを信じよう。
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             次回の定期配信は、2月23日です。
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[2574] 能登恵美子の遺稿集。 投稿者:北風 投稿日:2012/02/21(Tue) 09:24  

昨日下版した。
200部限定。希望者はメールください。
一応、定価1000円。

序文、鶴見俊輔、加賀乙彦、装丁、安野光雅。



[2573] Re:[2571] ハンセン病と「青鞜」 投稿者:北風 投稿日:2012/02/16(Thu) 14:54  


> 「青鞜」の名付け親・生田長江が患者だったこと(これについては島比呂志の長大な論考がある)

宿命への挑戦1―生田長江の生涯―
著者 島比呂志
刊行年月日 平成4年4月1日
巻号 90
掲載 火山地帯
1
宿命への挑戦2―生田長江の生涯―
著者 島比呂志
刊行年月日 平成4年7月1日
巻号 91
掲載 火山地帯
2
宿命への挑戦3―生田長江の生涯―
著者 島比呂志
刊行年月日 平成4年10月1日
巻号 92
掲載 火山地帯
3
宿命への挑戦(最終回)―生田長江の生涯―
著者 島比呂志
刊行年月日 平成5年1月1日
巻号 93
掲載 火山地帯
4
宿命への挑戦・補遺―生田長江の生涯―
著者 島比呂志
刊行年月日 平成6年1月1日
巻号 97
掲載 火山地帯



[2572] Re:[2571] ハンセン病と「青鞜」 投稿者:北風 投稿日:2012/02/16(Thu) 14:52  

> 昨年、創刊100年を迎えた「青鞜」だが意外とハンセン病との接点が多い。というよりは、ハンセン病と「社会」とは、今、喧伝されているように、まったく隔絶されていたわけではないのではないか。とりあえず要点のみ書く。
>
> 「青鞜」の名付け親・生田長江が患者だったこと(これについては島比呂志の長大な論考がある)
>
> 生田長江の「書生」だった生田春月の妻・生田花世が全生園を訪問している。(手元に資料がないが「多磨」誌の編集後記か何かで見た記憶がある。一行とあったから何人かで訪問したのであろう)
>
> 生田春月が自殺したあと、その遺骨を抱いた春月の弟、花世の東京駅で写したという写真に佐藤信重(全生の詩の選者)も写っている。
>
> 青鞜同人の水野仙子(歌人・本姓服部)の姉・服部ケサは聖バルナバ医院の医師で仙子もそこで亡くなっている。
>
> それがどうしたという向きもいようが、事実は事実としてあげておく。
>
1955年には、石原純と浮名を流した原阿佐緒の長男の俳優・原保美が全生園を訪問している。



[2571] ハンセン病と「青鞜」 投稿者:北風 投稿日:2012/02/16(Thu) 14:48  

昨年、創刊100年を迎えた「青鞜」だが意外とハンセン病との接点が多い。というよりは、ハンセン病と「社会」とは、今、喧伝されているように、まったく隔絶されていたわけではないのではないか。とりあえず要点のみ書く。

「青鞜」の名付け親・生田長江が患者だったこと(これについては島比呂志の長大な論考がある)

生田長江の「書生」だった生田春月の妻・生田花世が全生園を訪問している。(手元に資料がないが「多磨」誌の編集後記か何かで見た記憶がある。一行とあったから何人かで訪問したのであろう)

生田春月が自殺したあと、その遺骨を抱いた春月の弟、花世の東京駅で写したという写真に佐藤信重(全生の詩の選者)も写っている。

青鞜同人の水野仙子(歌人・本姓服部)の姉・服部ケサは聖バルナバ医院の医師で仙子もそこで亡くなっている。

それがどうしたという向きもいようが、事実は事実としてあげておく。





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