ハンセン病の闘いの歴史に学びともに考えるBBS
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[1940] 読みが深いですね! 投稿者:ルリカケス 投稿日:2009/02/06(Fri) 22:58  

さすが北風さんだね!

今回の朝日新聞の裏に何があるのか、考えてみた。

すなわち4月1日から、国立ハンセン病資料館の運営は代るでしょう!

それでもふれあい福祉協議会は今後もハンセン病問題に関わるでしょう!

では全療協の役目は何か考える必要はないのか!


[1939] リベルさん。お言葉ですが。 投稿者:北風 投稿日:2009/02/05(Thu) 09:22  

http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kikaku/2009/01/kk0121-01.html

リベルさんご紹介の今日の朝日新聞記事は「09年は同協会の参入が難しくなる条件に変更」というが、今日の記事を書いた朝日新聞の記者は上記の「公示」を読んでのことだろうか。読まなくて書いたのなら怠慢だし、読んで書いたのなら少なくとも読解力に問題はないか。
これを読むかぎり逆に「ふれあい福祉協会」以外に応募資格を持つ団体はいない。

また、ふれあい福祉協会が、今回応募しなかったからといって、では、どこが応募したのだろうか。
結局、資料館の運営に穴を開けないためには、引き続きふれあい福祉協会に「お願い」しなくてはならないというシナリオが見え隠れする。

追伸 双方の顔を立てるために「暫定的に」というような限定詞をつけるもなしくづし的に現状が続くというのがおいらの予想。






[1936] ハンセン病市民学会・図書資料部会 第3回セミナー 投稿者:北風 投稿日:2009/02/02(Mon) 08:54  

ハンセン病市民学会・図書資料部会 第3回セミナー
「知識人のらい参加」をめぐって
ご 案 内

ハンセン病市民学会・図書資料部会3回セミナーは、今回は京都で(故)しまだひとしさん(愛生園・らい詩人集団)のエッセイ「知識人の<らい>参加」にテーマを借りて、ハンセン病にかかわりのあった人たちとその活動について学び、私たちの<ハンセン病参加>について考えてみようではありませんか。

第1日 3月21日(土) 午後1時から5時
☆基調講演 鶴見俊輔(哲学者)
☆お話   上田政子(元愛生園精神科病棟看護婦長)
(上田さんは、十代で従軍看護婦として「南京」を経験され、戦後、愛生園に勤務されました。神谷美恵子さんとは同じ職場で親交を結ばれました。)
司会   木村聖哉
講演者は、あと数名交渉中です。

第2日 3月22日(日) 午前9時半から12時
☆島田等さんの詩の朗読。
☆アジアを結ぶハンセンワークキャンプ活動。
☆岡部伊都子とハンセン者。
などについてのお話とディスカッションを予定しています。


【会場】   京大会館 京都市左京区吉田河原町15−9
     TEL 075-751-8311 (京阪電車「丸太町」下車徒歩7分)
【参加費】  1000円(資料代含む)―当日払い
【申込先】  166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1−14−5(皓星社)藤巻修一
     TEL 03−5306−2088・FAX 03−5306−4125
(お名前・連絡先(〈ご住所)あらかじめ資料をお送りします〉・電話番号をご記入の上、なるべくFAXで申し込みください)

主催:ハンセン病市民学会 図書資料部会
後援:NPO法人むすびの家・FIWC関西委員会・論楽社 



[1935] Re:[1934] 上田婦長さん。 投稿者:あさしお 投稿日:2009/01/31(Sat) 22:11  

> 東京に見えるのは、20日過ぎとのことです。
> 参加希望者がいたら、土曜日(21日)ないし日曜日(22日)あたりに、「上田さんを囲む会」をしたいと思います。
> 日にちは、勤めのある人を考えてですが、その他に希望日ありますか?
> あんまり大々的にしないで、「膝を交えて」の会にしたいのでここ以外では告知しません。
>


参加させてください〜。


[1934] 上田婦長さん。 投稿者:北風 投稿日:2009/01/30(Fri) 10:15  

東京に見えるのは、20日過ぎとのことです。
参加希望者がいたら、土曜日(21日)ないし日曜日(22日)あたりに、「上田さんを囲む会」をしたいと思います。
日にちは、勤めのある人を考えてですが、その他に希望日ありますか?
あんまり大々的にしないで、「膝を交えて」の会にしたいのでここ以外では告知しません。



[1933] 閑話休題 投稿者:北風 投稿日:2009/01/29(Thu) 12:03  


某BBSより。

どーでも良い話:今日の名言 投稿者:ママ 投稿日:2009年 1月29日(木)00時44分55秒   返信・引用

幼稚園の放課後の会話

私「マリアのママって、すっごく美人じゃない?」

娘「・・・それは(少し言い淀んで)・・・
  ママがきれいじゃないからそう思うんじゃない?
  ママがきれいだったら、マリアのママは
 『ちょっときれい』って思うくらいじゃないかな?」

私「・・・(絶句)」

娘よ おまえはいったい何者なんだ?!


(Ichiro) 凄いねえ。確か5歳だが、比較級を教えたか(笑)。




[1932] 無題 投稿者:エミ 投稿日:2009/01/29(Thu) 11:30  

>齋藤劉(この字でよかったかね)。
「瀏」←サンズイ付きでおます。


[1931] 物陰に生きたる人のいのち伝へず 投稿者:北風 投稿日:2009/01/29(Thu) 09:33  

正史見事につくられてゐて物陰に生きたる人のいのち伝へず


某BBSで拝見。
齋藤史の歌。史の父は、齋藤劉(この字でよかったかね)。多磨全生園の『山桜』の題字を書いている。
(ちなみに戦後の『多磨』の題字は矢内原忠雄)
某学会も、これを柱に貼って日に三拝九拝すべし。



[1930] このBBSよりの成果・・・か? 投稿者:夕焼け 投稿日:2009/01/28(Wed) 07:27  

四年に一度!我々自治体のリーダーがこの 春 決められます。

私は「公開討論会」も、その首長選択視には大きな要因も含まれていることに この場 より感じされています。

自治体未来の為・・・、我々に与えられた権利の一つ、その行使に・・・、よりよい方向性が導き出せる努力をやってみたいと思います。

「公開討論会準備委員会の起ち上げ」に、向かいます!

応援をヨロシク!


[1929]  「NHK放送番組=1月28日午後10時放送予定の番組で水俣病発見者とされる細川一元チッソ附属病院長が取り上げられます! 人権問題に取り組まれている方がたの必見の放送だと思います!  (滝尾)                                                                                                                                                                                                                                                                                                       投稿者:滝尾 英二 投稿日:2009/01/27(Tue) 23:47  


 水俣病センター相思社の弘津さんから「1月28日午後10時放送予定の番組で水俣病発見者とされる細川一元チッソ附属病院長が取り上げられます」というメールが届きました。今日は1月27日(火曜日)です。

 従って、明日の夜(午後)10時放送予定のNHKの番組です。<水俣病関係者必見の番組です>(弘津さん)と書かれています。と同時に、私は人権問題に取り組む方がたの<必見の番組>だと思います。皆さまがこの放送番組の視聴をしていただくようお願いいたします。

 この情報を知らせていただいた水俣病センター相思社の弘津さんに感謝します。

              人権図書館・広島青丘文庫  滝尾英二

               2009年1月27日(火曜日)  23:30

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 1月28日午後10時から「その時歴史が動いた」で細川一氏が登場
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 3月末で放送終了の「その時歴史が動いた」ですが、1月28日午後10時放送予定の番組で水俣病発見者とされる細川一元チッソ附属病院長が取り上げられます。

 1973年2月20日の一時訴訟判決が「その時」とのこと。

 水俣病発見、原因究明、自らの正義感と会社との葛藤、病床での証言、判決といった流れになるものと思われます。

 細川一研究の第一人者・有馬澄雄さんがゲスト解説者で登場します。
 貴重な映像、音声資料も紹介されます。

 相思社からもいくつか資料を提供しました。水俣病関係者必見の番組です。(弘津)

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※ネットワークこそが相思社の力です。ご意見、ご感想、ご叱責等なんでもお
知らせいただければ幸いです。

 財団法人 水俣病センター相思社
 〒867-0034 熊本県水俣市袋34番地
 電話 0966-63-5800/FAX 0966-63-5808
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[1928]   島田 等さんを偲んで; 〜知識人のらい参加」をめぐって 〜     (滝尾英二)                                                                                                                                             投稿者:滝尾 英二 投稿日:2009/01/26(Mon) 15:14  

 『滝尾英二的こころ第二部』の始めの箇所の「滝尾の資料館」をクリックすると、「04・島田等さんを偲んで」という内容があります。これは昨年7月以来、11月まで滝尾のホームページの掲示板に投稿したものをスタッフの方が、44を纏めていただいたものです。その一部を紹介します。

 詳細は『滝尾英二的こころ第二部』の「滝尾の資料館」をご覧ください。44の項目のすべての書かれた内容を、各項目をクイックすれば、即座に[滝尾英二的こころ第二部]上で、その内容を読むことが出来ます。

        人権図書館・広島青丘文庫 滝尾英二
    
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【セミナー】投稿者:北風 投稿日:2009/01/23(Fri) 09:52
「ハンセン病市民学会」を冠して開催することにもいささかの意味があると思っているのですが、第3回のセミナーは、

主催 ハンセン病市民学会図書・資料部会
後援 NPO法人 
   むすび(交流)の家
   FIWC
   論楽社

という枠組みで行うことになりました。

期 日 3月21日〜22日
場 所 京都・京大会館
テーマ 「知識人のらい参加」をめぐって
 
「知識人のらい参加」は、長島愛生園の島田等さんの連続評論ですが、今回はこのテーマを借りて考えてみたいと思います。

基調講演 鶴見俊輔
神谷美恵子とそれをめぐる人々(仮題) 上田政子
 
 上田さんは、従軍看護婦として「南京事件」に遭遇、帰国後愛生園の精神病棟の看護婦さんをされ、神谷さんと一緒に働いた方です。
 (以下、略)

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001. 政治家にも告げず、マスコミにも知らせず、二、三人の方と、人知れず伝馬舟を漕いで、島田さんの遺骨を三重の海に返したい!  2008年7月30日

002. らい詩人集団発行『らい』創刊号(’64年9月)〜第25号('80年2月)に収録された島田等さんたちの詩文に関する作品紹介!  2008年8月6日

003. 「部落の差別、らいの差別〜福本まり子『悲濤』を読んで〜」しまだ ひとし(その2)=論考の前半です。   2008年8月7日

004. 「部落の差別、らいの差別〜福本まり子『悲濤』を読んで〜」しまだ ひとし(その3)=論考の中半部です。詩:ふたつ  2008年8月9日

005. 「部落の差別、らいの差別〜福本真理子『悲濤』を読んで〜」しまだ ひとし(その4)=この論考の最終回です!  2008年8月10日

006. <座談会>らい療養所の詩と詩運動〜現状と問題点〜」での島田等さんの発言について/らい詩人集団発行『らい』第二号より  2008年8月12日

007. 「らい詩人集団の詩人たち」の詩、島田 等さんを偲んで(第1回)  2008年8月13日

008. 「らい詩人集団の詩人たち」の詩(第2回)〜資料収集そしてその利用も東京中心意識から、「地域分権」の思想の尊重へ〜  2008年8月13日

009. 「らい詩人集団の詩人たち」の詩、島田 等さんを偲んで(第3回)〜詩「再発」など〜  2008年8月19日

010. 「らい詩人集団の詩人たち」の詩、島田 等さんを偲んで(第4回);詩・「こぶしに寄せるうた:表紙の絵に」境 登志朗 作  2008年8月20日

011. 「らい詩人集団の詩人たち」、島田等著「ふたたび美意識について」(第5回);「二十三年目のふるさと」境 登志朗作詩より  2008年8月21日

012. 「らい詩人集団」の詩人たちと塔 和子さん(青松園)や浦 明子さん(愛生園)の詩について〜島田 等さんを偲んで(第六回)  2008年8月24日

013. 島田 等さんを偲んで(第七回)〜島田 等著「足もとの淵ほど深い〜小林弘明著『闇の中の木立』について〜  2008年8月25日

014. 「凧のうた」境 登志朗〜島田 等さんを偲んで(第七回)〜を読まれた方から感想が届きました。多くの方と共有したいと思います  2008年8月26日

015. 島田 等さんを偲んで(第八回)〜「永丘智郎・書簡」(一九八二年)から、「北条民雄研究」と「川端康成論」の見直しの必要〜  2008年8月26日

016. 島田 等さんを偲んで(第九回)しまだ ひとし著「詩の在りか」〜ほりかわいえ詩集『流れのほとり』を読む〜!  2008年8月26日

017. 島田 等さんを偲んで(10)「分からないということの先〜うたわれたこと、うたわれなかつたこと<2>〜」;附:詩二編!  2008年8月28日

018. 島田 等さんを偲んで(11)「母について」(らい詩人集団発行『らい』21号(1973年9月)など島田さんの詩を三篇  2008年8月30日

019. らい詩人集団発行『らい』の同人・近藤宏一さんの詩を五篇 〜島田 等さんを偲んで(12)〜  2008年8月31日

020. らい詩人集団『らい』の同人である小泉まさじ一さんの詩を紹介します。〜『らい』編集・発行者・島田等さんを偲んで(13)  2008年9月7日

021. 「島田 等さんを偲んで」(14回)〜臨床における価値の問題〜知識人もらい参加(その二)神谷美恵子  2008年9月8日

022. 「島田 等さんを偲んで」(15回)〜臨床における価値の問題〜知識人のらい参加(その二)神谷美恵子(中)  2008年9日9日

023. 「島田 等さんを偲んで」(16回)知識人のらい参加(その二)神谷美恵子(下);『新版・人間をみつめて』(’74年)序章  2008年9月11日

024. 「島田 等さんを偲んで」(17回)神谷美恵子著『新版・人間をみつめて』、朝日選書第17:(1974年8月発刊)より  2008年9月12日

025. 島田 等さんを偲んで(18)雑感を書く  2008年9月14日

026. 島田 等さんを偲んで(19回)連載・私の履歴書、<一二>きき書き しまだ ひとし「ノン」(『らい』24号、@)  2008年9月15日

027. 「島田 等さんを偲んで」(20回)連載・私の履歴書、(12)きき書き しまだ ひとし「ノン」『らい』24号Aより  2008年9月15日

028. 「島田 等さんを偲んで」(21)連載・私の履歴書、(12)きき書き しまだ ひとし「ノン」;『らい』24号、第3回  2008年9月17日

029. 島田等著「らいにおける福祉の意味―杉村春三」島田等著『病棄て―思想としての隔離』(ゆるみ出版)『らい』誌・初掲載  2008年9月17日

030. つづき(下)  2008年9月17日

031. 「らい療養所の文学運動について」しまだ ひとしさんの『らい』創刊二〇号記念読者の集いから 『らい』・ne21号より  2008年10月1日

032. <永丘智郎 らい療養所刊行物執筆一覧>(『らい』20号、島田 等編集28〜30ページから所収。)  2008年10月1日

033. 「労働の回復―知識人のらい参加 その一 永丘智郎」 しまだ ひとし らい詩人集団発行『らい』20号(’72年9月)より  2008年10月1日

034. 「労働の回復―知識人のらい参加 その一」永丘智郎 つづき  2008年10月1日

035. 「らい療養所の文学運動について」、谺雄二の詩について、さかいとしろう論、しまだ ひとし論の、『らい』21号(79年)  2008年10月2日

036. 「らい療養所の文学運動について」、しまだ ひとし論の、『らい』誌・21号(’79年9月発行)より  2008年10月3日

037. 故・島田 等さんから今日的課題を学ぶ  2008年10月5日

038. 『らい』誌:第4号(1965年7月発行)に掲載された谺 雄二、さかい としろう、小泉まさし、しまだ ひとし各氏の詩を掲載!(上)  2008年10月7日

039. 『らい』誌:第4号(1965年7月発行)に掲載された小泉まさし、しまだ ひとし 各氏の詩を掲載!(下)  2008年10月8日

040. 論楽社編集部編『病みすてられた人々―長島愛生園・棄民収容所』(1996年6月発行)より;島田等さんの死とその思想  2008年10月9日

041. 【島田等さんを偲んで】〜10月20〜23日までの四日間の旅日記(上)〜  2008年10月29日

042. 神谷美恵子著「島の精神医療について」(神谷美恵子著作集2『人間をみつめて』(みすず書房);中原 誠さんの「ことば」!  2008年11月5日

043. 島田 等さんを偲ぶ:慰霊の古寺巡礼;第二日目(10月21日);奈良の長谷寺を訪ねて  2008年11月7日

044. 島田 等さんを偲ぶ(最終回のその1):慰霊の古寺巡礼;第三日目;奈良の般若寺、北山十八間戸などを訪ねて  2008年11月22日


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 政治家にも告げず、マスコミにも知らせず、二、三人の方と、人知れず伝馬舟を漕いで、島田さんの遺骨を三重の海に返したい!/2008年7月30日

 <島田等さんの遺骨を「三重」の海に流したい。政治家にも告げず、マスコミにも知らせず、二、三人の方とご一緒に、人知れず伝馬舟を漕いで、島田さんの遺骨を三重の海に返したい。>

    人権図書館・広島青丘文庫  主宰 滝尾英二
    ‘08年7月30日(木曜日) 15:00

 真壁 仁編『詩の中にめざめる日本』(岩波新書・青版)1966年10月発行には、各詩の解説に、『ハンセン病文学全集』の内容と異なるところがあるようです。例えば長島愛生園に入所した詩人で作家の森 春樹の生れた年も真壁 仁編『詩の中にめざめる日本』では、一九一八年生れと書かれてありますが、『ハンセン病文学全集』<6 詩一> では、「1915年2月23日、愛知県名古屋市に生まれる。」となっております。三年間も異なっています。

 されはさて置き、私のこころの師である三重県鳥羽の海浜で育った島田等さんの死去された日、私は長島愛生園におりました。島田さんのご意志で、葬儀はありませんでしたが、長島にある火葬場には、私も同行しました。晴天の大空には、煙りとなって三重の方向に飛んでいった光景を未だに忘れることは出来ません。

 森 春樹さんが書かれた「微笑まなかった男」の詩の末尾には、つぎの一節があります。

あの男は
固く口を閉ざし
ただ空間の一点を
見詰めていた が
とうとう蝕まれて
死んでいった。

あの男は
そのとき火葬場の煙突から
天に
 一羽の小さい鳥となって
 舞あがり
 はじめて微笑んだのだ。

私は
あの男の微笑を
見逃さなかった。

 直径=9cm、高さ=10cmの白い「骨壷」には、一九九五年一〇月二〇日、島田等没と書かれ、島田さんの生まれ故郷海浜の町名が書かれています。「海へこの遺骨を流せ!」とも。

 仏壇の引き出しに入れたまま、遠おからず私も島田さんのおられる「彼の地」に旅立ちます。この身体では、三重県の果てまで、交通機関に乗りついて行けそうもなくなりました。いつか、どなたが三重の海浜の場所まで、ご同行していただけませんか。

島田さんは、民陶がお好きで、日常の食事などの沖縄の赤絵、兵庫の穴釜の陶器などそのお人柄を偲ばせるものでいた。これ等の食器で、小料理屋で会食しませんか。一式いただいて私の書斎に飾っています。今年の秋に三重の島田等さんの生まれ故郷へ、どなたか行きませんか。島田さんも微笑されるはずです。 【以下、略】

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



[1927] おしえていただいたURL 投稿者:北風 投稿日:2009/01/26(Mon) 08:58  

>http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kikaku/2009/01/kk0121-01.html

資料館運営の公募だそうだ。
1月21日に発表して、締切が2月4日。
条件を満たし、締切までに応募できる組織があるだろうか。
いまどき「株式会社」を排除しているのもおかしい。すぐ対応でき実績のあるのは、丸善・紀伊國屋などだろうが、周到に排除されている。

資料館の運営に空白をきたさないためには、「ふれあい福祉協会」に「お願い」しなくてはならないというストーリーか。

それとも、ふれあい福祉協会に任せないというには、なにか既に準備があるのだろうか。

官僚の狡猾さだけではないような。




[1926] セミナー 投稿者:北風 投稿日:2009/01/23(Fri) 09:52  

「ハンセン病市民学会」を冠して開催することにもいささかの意味があると思っているのですが、第3回のセミナーは、

主催 ハンセン病市民学会図書・資料部会
後援 NPO法人 むすび(交流)の家
   FIWC
   論楽社

という枠組みで行うことになりました。
期 日 3月21日〜22日
場 所 京都・京大会館
テーマ 「知識人のらい参加」をめぐって
「知識人のらい参加」は、長島愛生園の島田等さんの連続評論ですが、今回はこのテーマを借りて考えてみたいと思います。

基調講演 鶴見俊輔
神谷美恵子とそれをめぐる人々(仮題) 上田政子
 上田さんは、従軍看護婦として「南京事件」に遭遇、帰国後愛生園の精神病棟の看護婦さんをされ、神谷さんと一緒に働いた方です。

森幹郎さんにもお願いしましたが、健康上の理由で難しそうです。その他、井藤道子さんやイシガオサムさんの実践について学びたいと思います。未定の部分もありますが、詳細が決まりましたら報告します。
ぜひ日程を空けて下さい。




[1925] 未知の人・・・、その人の存在意義は・・・ 投稿者:夕焼け 投稿日:2009/01/21(Wed) 06:18  

[1922]を、読ませていただき…

>未知の人が一人だけ、同感の意を表してくれた。

「未知の…」・・・、この表現は私にはとても斬新な記憶として残っていましたので調べ直してみました。
以前、北風さんが イシガオサムとの出会い というタイトルで文中に表して下さった言葉でした・・・

『…<略>…、此の人に再びであったのは、15年前。あるいきさつから『水野広徳著作集』を編纂することになった。唯一残っていた日記の一節に「未知の石賀という青年から、兵役忌避をするつもりだから、激励に一筆書いてくれ、といってきた」とあった。ピンと来たおいらは、石賀さんを探した。北九州に住んでいたが、もうご高齢で会うことはかなわなかった。イシガオサムとの二度目の出会いだった。
その代わり、妹さんから件の色紙をいただいた。これは、紙魚家の家宝となっている。
実は此のときは、ハンセン病との関係は気がつかなかった。』

今、世界同時不況の連鎖が我が国内の気運(体制)に大きな影響を与えそうな状況だからこそ、だからこそ、「イシガオサム」という人物から学びたい・・・、そんな思いのする昨今です!
 

>孤独な「闘い」のなかで有耶無耶になっていった。

有耶無耶・あいまいは、時として 人 にとって都合の良いものを作り出すお手伝いをしているようです。

昨年の 中山成彬前国土交通相 発言に対する党内を越えた賛同者の台頭…然り、
田母神前空幕長の歴史観を未だに容認している国会議員もいるという現実…然り!
あの戦争を侵略と呼ばないのであれば、将来、日本は同じ道を歩むのかもしれない、同じ繰り返しをするのかもしれないという不安がよぎります。

その事(有耶無耶を傍観する、しているということが、どのような方達にとって都合がよいのか!?)に認識できている今・・・、
たとえ一人であったとしても、
>未知の人が一人だけ、同感の意を表してくれた。

大切にしたいし、「大きく拡がっていく」可能性を予感しています!

因みに、私に昨年出来た初孫の男の子は「拓大(たくと)」という名前です…、縁起も後押しして下さっているかのようです・・・・・・


[1924] “振り返り”・・・、“見直し”・・・・・・ 投稿者:夕焼け 投稿日:2009/01/20(Tue) 19:20  

エミさんが発信して下さった、
>“振り返り”が必要なので・・・

このことは、私自身の中…、私自身をもっと知るという意味合いからも、とても重要な事だと感じています。

本年、私の課題は、「今の私に出来ること!」と掲げていましたから・・・、
「私をもっとよく知る、こと!?」このこと無しには到底行きつくことなど出来ないものと思えます。

自身を振り返り、見直しが出来れば・・・、それなりに役に立つ事も見つかるのでは?と、僅かばかりの期待が手のひらに転がり込んできたようです・・・。

社会に転がっているいろんなモノ、コトの「振り返り」「見直し」という行為が至るところで実践し始めれば・・・、楽しいだろうなぁ〜!?と思えます。
取りあえずは、自身の振り返りという出来ることから慎重に始めてみます・・・


[1923] [1922]を読んで 投稿者:エミ 投稿日:2009/01/19(Mon) 17:30  

>国際ハンセンセンターにしてもアジア基金にしても「支援者」が支援することもなく孤独な「闘い」のなかで有耶無耶になっていった。
・・・・・・・・・・・・・・・

ある集団の運動なり活動において、大きな流れに乗らない〈主流〉から外れたものが置き去りにされ、顧られることなく、場合によっては排除さえされていく。あるいは、あからさまに排除されないまでも孤立無援の闘いを強いられる。そして、その無援の闘いを放棄しようものなら、退転だの後退だの退行だのと批判(非難)だけはされる。
〈支援者〉たちにしてみれば、成果のあがりそうな方にくっついてるほうが支援のしがいがあるというものであってみれば、右に倣え式に主流にくっついているほうがリスクをおかさないでいられ、安全なのだと知っているのだよね、たぶん。
少数の異見を顧ない「支援」は、場合によってはその少数者を孤立無援に追い込むことにもなりうる、ということに無自覚すぎるのかもしれない。このあたりで支援のあり方にも“振り返り”が必要なのではないかしらん。

(これは、外から眺めているとそう見える、ということであって、まあ、「支援者」でもない私めなんぞが言ってはいけないことかも……といっても、なんだかなぁ……う〜ん、考えさせられますです。)


[1922] 閉会の言葉 投稿者:北風 投稿日:2009/01/19(Mon) 15:03  

「国本衛さんをしのぶ会」

暮に名刺の整理をしていて、国本さんの名刺がでてきた。
1987・8とあるのは、初めてお会いした日付でおいらの字だ。国本さんの字で「在日外国人ハンセン病患者同盟委員長」という手書きの肩書きが書き込まれている。
在日朝鮮人・韓国人患者同盟、在日韓国人・朝鮮人患者同盟などデリケートな問題を反映して名称は変遷したと聞いていたが、このときは「外国人」としていたようだ。
こうした、在日の運動はほとんど我々は知らない。

また、国本さんは1990年代には療養所の将来構想として「国際ハンセン(病)センター構想」を唱えていたし、国賠裁判勝利の後では「ハンセン病アジア基金」を呼びかけていた。どちらも、まだまだ問題を残すアジアの同胞へなにができるかということを念頭に置いたものだ。
それは単に同胞になにが出来るかということではなく、日本の戦争責任・戦後責任を見据えた歴史観にたったものであった。
国際ハンセンセンターもアジア基金もどうなってしまうのか。あるいはどうなったのか。国本さんの志が、国本さんの死によって消滅してしまうのは残念なことだと思う。

こうした会(追悼)の通例として「安らかにお眠りください。あなたの志は我々がしっかりと受け継ぎますから」というが、我々はこれを言う資格があるのだろうか。国本さんの志をしっかりと理解しているのだろうか。その志を継ぐ決意があるのだろうか。
せめて、国本さんの志を理解し継承するために、遅ればせながらこれから学びなおしていこうではないか。


要旨、以上のような閉会の挨拶をした。
未知の人が一人だけ、同感の意を表してくれた。

晩年の国本さんには「後退した」として批判的な人もあったが、国際ハンセンセンターにしてもアジア基金にしても「支援者」が支援することもなく孤独な「闘い」のなかで有耶無耶になっていった。勇気のないおいらを恥じるのである。



[1921] 転送を歓迎します 投稿者:北風 投稿日:2009/01/16(Fri) 10:04  

***************************************************
ハンセン病首都圏市民の会 メールニュース  NO.33
***************************************************
 転送を歓迎します    2009.1.16配信

この冬、首都圏で開催される3つの催しをご案内します。
どうぞご参加ください。(ハンセン病首都圏市民の会)

      
■ハンセン病首都圏市民の会 連続講座G

 「國本衛さんをしのぶつどい」

  日時:2009年1月18日(日)午後2時〜
  場所:多磨全生園「福祉会館」
  会費:500円(資料代)※入園者は無料
  日程:2:00開会
         趣旨説明  酒井 義一(ハンセン病首都圏市民の会)
         挨   拶  柴田 良平(ハンセン病首都圏市民の会)メッセージ

         黙  祷
      2:30在りし日の國本衛さん・秘蔵ビデオの上映
         千葉県佐原白楊高校にて(2004年)
      3:00リレートーク
         市川 正廣氏(ハンセン病首都圏市民の会)
         ○○ ○○氏(全生園入園者)
         森元美代治氏(IDEAジャパン理事長)
      4:00会場からの声
      4:30國本美代子さんの言葉
         報   告  八重樫信之(ハンセン病首都圏市民の会)
         閉会挨拶  藤巻 修一(ハンセン病首都圏市民の会)
  主催:ハンセン病首都圏市民の会(問合せ03−3300−5057 酒井)



■研究会:ハンセン病とトラウマをめぐって

  報告:遠藤隆久氏(熊本学園大学)
      内藤雅義氏(ハンセン病国賠訴訟弁護団)
      黒坂愛衣氏(日本学術振興会特別研究員)
  応答:宮地尚子氏(一橋大学)
  司会:福岡安則氏(埼玉大学)

  日時:2009年1月24日(土)午後2時〜
  場所:多磨全生園「中央集会所」



■ハンセン病問題を考える有志の会主催
  2009年ハンセン病問題を考える学習交流会
  『ハンセン病と憲法』

 第1回 1月24日(土)「『らい予防法』違憲国賠訴訟 によって取り戻したこと」   
    ☆田部知江子さん(東京弁護士会所属)
    ☆浜崎眞実さん(カトリック司祭)
    ☆森元美代治さん(ハンセン病回復者)

第2回 2月28日(土)「ハンセン病における医療と宗教の関係」
    ☆小尾幸由礼さん(恵泉女学園大学大学院生) 
    ☆菱木政晴さん(同朋大学特任教授)    
    ☆浜崎眞実さん   
    ☆森元美代治さん

 第3回 3月21日(土)「ハンセン病問題と貧困問題から生存権を考える」
    ☆湯浅誠さん(NPO自立生活サポートセンターもやい事務局長)
    ☆浜崎眞実さん
    ☆森元美代治さん 

会場 ニコラバレ(四ツ谷駅・麹町口徒歩1分)   
参加費・資料代 各回500円 
時間 13時半〜16時半     
連絡先  
塩田恵(050-1180-9204)本橋英子(090-4678-0784)千原美樹(090-7692-4180)
後援  日本カトリック部落差別人権委員会 ・ さいたま教区部落問題委員会 
     東京教区正義と平和委員会    ・ 横浜教区正義と平和協議会




[1920] 転載 投稿者:北風 投稿日:2009/01/15(Thu) 15:13  


【トヨタ、キャノンの財務諸表を見て分かること】

 ネットでトヨタ自動車、キャノンの財務諸表を見てみた。08年度の未処分利益は、トヨタ自動車が12.4兆円、過去5年間で1.49倍に増えている。キャノンは2.8兆円で、過去5年間で1.9倍も増えている。従業員としては、会社がもうかれば給与、賞与を上げてほしい。しかしトヨタ自動車もキャノンも、将来のためということを言って、給与はあまり上げてこなかった。

 他方株主への配当金は過去5年間で、キャノンは285億円から1316億円へと4.6倍に、トヨタ自動社は1377億円から4309億円へと3.12倍に増えている。キャノンは、過去5年間で売り上げも1.4倍になっているのに、人件費を含む一般経費は5年間ほとんど横ばいだ。



[1919] Re:[1918] 差別的 投稿者:リベル 投稿日:2009/01/15(Thu) 00:53  

>行為それ自体の背景に差別的な構造に依っているところがある

なるほど!と頷かされました。鋭く深く核心を衝いていらっしゃると・・・。


[1918] 差別的 投稿者:エミ 投稿日:2009/01/14(Wed) 08:00  

>投書者がそれをぶつけるべきところを間違えているというよ>りは、なぜ自治体入所者にぶつけたかというのが、ポイント>のように思うのですが。
・・・・・・・・・・・・

投書者が自分を国と一般社会の側に属するもの―たとえ明確な自覚はないとしても―そして、療養所の入所者は国と一般社会の側に属していないもの、とみなしている(orそうみなしたい)からではないでしょうか。自分は、税金を納める側である。それに対して、入所者は、税金の消費者である。そういう捉え方をしているのではないかと思いました。強者のなかの弱いものが、自分を強者の側(例えば、国と一般社会の側)に置いておきたいために、その人にとって自分より弱者とみなしうるもの(この場合は、療養所入所者)をターゲットとして第三項排除的な差別構造を作出していく。いわば、弱者が、自分の下に自分よりさらに弱いものを(構造的に)作出し、それによって己のいる位置を支えていこうとする行為ではないでしょうか。このような場合、自分よりより強いものや権力の側に向かってターゲッティングされることはまずない。私が、ぶつけるところを間違えていると思ったというのは、このような行為それ自体の背景に差別的な構造に依っているところがあると感じたからです。


[1916] 無題 投稿者:みな改めエリカ 投稿日:2009/01/13(Tue) 20:34  

わたしもエミさんのおっしゃるように投書内容は公開されておらずどのようなことが書かれていたかを知らないまま勝手な想像で申しますことをお許し願います

>しかし、この発言が正当性ある趣旨だと信じるのであれば、志村さんのおっしゃるように
無記名ではなく、堂々と住所、氏名を明かしたらいいと思うのですが
と述べたのですが、後で考えると、
> その投書を書かれた人は、恐らく、自分の書いた内容に正当性があるとは思っておらず、したがって住所・氏名を明記していないのではないでしょうか。

そうですね。しかし
自分の書いた内容に正当性があると思っていても、住所、氏名を明記しない人もいるのじゃないでしょうか。自分の発言に対して多くの批判、反論があるかもしれないという恐れがあるから自分を防御するために。
実は判っておられるかたも多いと思いますが、(エミさんも)ハンドルネームミナはエリカです。
なぜミナというハンドルネームを使ったのか。ハンドルネーム、匿名を使うということは、自分のことを知られたくないという場合もありますよね。わたしは自慢ではないが、小心ものなので。
住所、氏名を明記しないのも人を恐れる気持ちもあるのかもしれません。

>その投書者が不公平感を抱いているのなら、それをぶつけるべきところは、まさに国や社会であったろうと思います。ただ、投書者は、それをぶつけるべきところ間違えているように思います。

今、派遣労働者の首切りやリストラにより、路上生活を余儀なくされた人々。また日本で深刻化するワーキングプアの問題。年々生活困窮者が増加しています。
療養所で生活する回復者の方々は、生活が保障されていて安泰にみえるのかもしれません。しかし、なぜその不満が回復者にむけられるのでしょう。派遣労働者で解雇されホームレスになった人々がいる中で、豪邸に住み、他にも別荘や、マンション、借家を何軒も持ち贅沢三昧している高級所得者もいます。まあ、汗水ながして自分で築き上げた財産かもしれないけど。
入所者の方々は税金で生活しているといっても、療養所で生活しているのはやむなく(強制収容された)からであって、自ら望んだ選択肢ではない。だから保障は国家の責任だと思います。
投書者がそれをぶつけるべきところを間違えているというよりは、なぜ自治体入所者にぶつけたかというのが、ポイントのように思うのですが。

>ハンセン病療養所にお住まいの元患者の皆さんは、基本法制定などで、残りの人生の生活全般を保障された。一方、今も貧困のなかで孤独に死んでいく人々もい、また重度の疾病や障害で生活困難に苦しんでいる人たちがいる。それは社会全体の課題であり、コミュニティ全体で対処していくべき課題である。であれば、社会構成員/コミュニティ構成員であるハンセン病療養所の方々も、ともに考えていくべき課題であろうと思います。
ここで必要とされているのは“説得”ではなく、相互のcompassionではないでしょうか。
「思いやり(compassion)とは、他者の苦を我が事とする能力である。そしてそれはあらゆる質の高いケアと支援にとっての基礎をなす、重>要な社会的・心理的・倫理的な質である。いかなる社会も、その市民とサービス機関とが思いやりを当然のこととしていなければ、安全でも健全でもあり得ない。」(Kellehear,2005)

同感です。上記のエミさんの発言、投書者の方々に伝わることを願います。
思いやり(compassion)は人間関係の基本だと思います。私自身思いやりがあるとはいえないのですが、思いやりの欠如が多くの悲劇や争いを生み出す要因になると思います。
もし話し合いが実現できるとすれば、話し合いはお互いが思いやり(compassion)をもってなさなければならないと思います。しかし、もし相手が、悪意をもって意地悪く挑戦してくるのであれば、確固たる態度で臨まなければなりませんが。



[1915] Re:[1913] [1910] 掲示板で話し合えば 投稿者:リベル 投稿日:2009/01/13(Tue) 17:37  

>(前略)私も悪意のみに発しているとは感じませんでした。 その投書を書かれた人は、恐らく、自分の書いた内容に正当性があるとは思っておらず、したがって住所・氏名を明記していないのではないでしょうか。
>
> その投書者が菊池にそのような投書をされた根底には、強い不公平感があるのだろうと、私は感じました。
> (投書内容は公開されておらずどのようなことが書かれていたかを知らないまま勝手な想像で申しますことをお許し願います。)思うに、その投書者が不公平感を抱いているのなら、それをぶつけるべきところは、まさに国や社会であったろうと思います。ただ、投書者は、それをぶつけるべきところ間違えているように思います。
> ハンセン病療養所にお住まいの元患者の皆さんは、基本法制定などで、残りの人生の生活全般を保障された。一方、今も貧困のなかで孤独に死んでいく人々もい、また重度の疾病や障害で生活困難に苦しんでいる人たちがいる。それは社会全体の課題であり、コミュニティ全体で対処していくべき課題である。であれば、社会構成員/コミュニティ構成員であるハンセン病療養所の方々も、ともに考えていくべき課題であろうと思います。
> もし、今は一般社会人である療養所にお住まいの方々が、一般社会の人々のなかに社会資源の配分に対する不公平感を抱いている人たちもいるということに思いいたることがないならば、話し合いも説得もさほど有効ではないでしょう。
> ここで必要とされているのは“説得”ではなく、相互のcompassionではないでしょうか。

拝読して考えた結果、自分の思いを書こうと思いましたが、このエミさんの発言に全く同意で、付け加えることもなければ、削りたいところもありません(最後の引用句は不勉強で知りませんでしたが)。と言うことは勿論、「話し合いや説得が必要ではないか」と申し上げた私の最初の発言は、撤回するという意味でもあります。なのでこの形の投稿にさせて頂きました、ご了解ください・・・。


[追記]私はこれまで「アルコールランプを灯し続ける」という 表現を使ってきました。それは他ならぬエミさんの仰有る「compassion」の謂なのです・・・。(1.13 23:56)

http://hpcgi2.nifty.com/kwalk/patio/patio.cgi?mode=view&no=203


[1914] Re:[1911] [1910] 掲示板で話し合えば 投稿者:ルリカケス 投稿日:2009/01/13(Tue) 11:38  


> これについては、発言者(菊池への投稿者)の問題なので、「その通り」ですね、というところですが、
>
> これについては、この掲示板はそのような趣旨で開設していますから、大いに歓迎です。
> ただし、掲示板上の議論(反論・批判)は、掲示板上で行うのが原則であって、それを行わず他の場所で云々するのは、匿名の投書と同質の問題を含んでいると思います。
>
> インターネットの掲示板は、誰にでも開かれ誰でも平等に発言でき、誰でもそれを読むことが出来る極めて民主的な場である(あるいは民主的な場になる可能性を持っている)と思いますから、掲示板上の発言にはそれこそ堂々と掲示板上で議論したいものと思っています。
>
> そのために「管理人」は、極力「管理」を排すことを心がけています。
> したがって、「おつむ」「てんぷら」「はげ」のような他人の容姿や弱点をあげつらうような発言であっても「削除」は行いません。(わはははは)
>

>>掲示板で話し合えば!


>>意味は理解できますが!
>>菊池支部への手紙他この問題は、志村さん個人の意見などか?また支部の意見なのか?理解できかねません。

>>掲示板で話会えば・・は賛成ですが?
>>先ず何から話すのですか?人権&差別ですか?


[1913] Re:[1910] 掲示板で話し合えば 投稿者:エミ 投稿日:2009/01/13(Tue) 11:32  

> >この発言に対しては、その真意が 悪意 だけからの発信なのか?
> 「悪意」という一義的な見方での反論で果たして良いのだろうか?・・・と、
> 考えさせていただいているところです。
>
> なるほど。そうですね。
> しかし、この発言が正当性ある趣旨だと信じるのであれば、志村さんのおっしゃるように
> 無記名ではなく、堂々と住所、氏名を明かしたらいいと思うのですが。
> また手紙ではなく、掲示板で匿名であっても、話し合い、議論する手立てもあるのではないでしょうか。
>
・・・・・・・・・・・
夕焼けさんがその投書を「悪意」と一義的に捉えることに疑問を呈しておられますが、私も悪意のみに発しているとは感じませんでした。 その投書を書かれた人は、恐らく、自分の書いた内容に正当性があるとは思っておらず、したがって住所・氏名を明記していないのではないでしょうか。

その投書者が菊池にそのような投書をされた根底には、強い不公平感があるのだろうと、私は感じました。
(投書内容は公開されておらずどのようなことが書かれていたかを知らないまま勝手な想像で申しますことをお許し願います。)思うに、その投書者が不公平感を抱いているのなら、それをぶつけるべきところは、まさに国や社会であったろうと思います。ただ、投書者は、それをぶつけるべきところ間違えているように思います。
ハンセン病療養所にお住まいの元患者の皆さんは、基本法制定などで、残りの人生の生活全般を保障された。一方、今も貧困のなかで孤独に死んでいく人々もい、また重度の疾病や障害で生活困難に苦しんでいる人たちがいる。それは社会全体の課題であり、コミュニティ全体で対処していくべき課題である。であれば、社会構成員/コミュニティ構成員であるハンセン病療養所の方々も、ともに考えていくべき課題であろうと思います。
もし、今は一般社会人である療養所にお住まいの方々が、一般社会の人々のなかに社会資源の配分に対する不公平感を抱いている人たちもいるということに思いいたることがないならば、話し合いも説得もさほど有効ではないでしょう。
ここで必要とされているのは“説得”ではなく、相互のcompassionではないでしょうか。
「思いやり(compassion)とは、他者の苦を我が事とする能力である。そしてそれはあらゆる質の高いケアと支援にとっての基礎をなす、重要な社会的・心理的・倫理的な質である。いかなる社会も、その市民とサービス機関とが思いやりを当然のこととしていなければ、安全でも健全でもあり得ない。」(Kellehear,2005)



[1912] 蛇足かもしてませんが、1911に関連して。 Re:[1901] [1898] [1895] こういう場合は・・・? 投稿者:北風 投稿日:2009/01/13(Tue) 10:15  


> 一つ、分からないのは、何故このことを「フランクに」志村さんへも話しかけられないのだろうか?ということです。

これについては、リベルさんがここに転載されました。
これは、リベルさんの「お前はどう思うのか」というご下問だと思いましたので、ここでリベルさんにお答えしました。

あずきさんは、リベルさんの掲示板に書かれていたので、リベルさんの掲示板で意見を申しました。
こちらに転載したのは、リベルさんのご下問へのお答えの一部でもあると思ったからです。



[1911] Re:[1910] 掲示板で話し合えば 投稿者:北風 投稿日:2009/01/13(Tue) 10:03  

> >この発言に対しては、その真意が 悪意 だけからの発信なのか?
> 「悪意」という一義的な見方での反論で果たして良いのだろうか?・・・と、
> 考えさせていただいているところです。
>
> なるほど。そうですね。
> しかし、この発言が正当性ある趣旨だと信じるのであれば、志村さんのおっしゃるように
> 無記名ではなく、堂々と住所、氏名を明かしたらいいと思うのですが。

これについては、発言者(菊池への投稿者)の問題なので、「その通り」ですね、というところですが、

> また手紙ではなく、掲示板で匿名であっても、話し合い、議論する手立てもあるのではないでしょうか。

これについては、この掲示板はそのような趣旨で開設していますから、大いに歓迎です。
ただし、掲示板上の議論(反論・批判)は、掲示板上で行うのが原則であって、それを行わず他の場所で云々するのは、匿名の投書と同質の問題を含んでいると思います。

インターネットの掲示板は、誰にでも開かれ誰でも平等に発言でき、誰でもそれを読むことが出来る極めて民主的な場である(あるいは民主的な場になる可能性を持っている)と思いますから、掲示板上の発言にはそれこそ堂々と掲示板上で議論したいものと思っています。

そのために「管理人」は、極力「管理」を排すことを心がけています。
したがって、「おつむ」「てんぷら」「はげ」のような他人の容姿や弱点をあげつらうような発言であっても「削除」は行いません。(わはははは)





[1910] 掲示板で話し合えば 投稿者:みな 投稿日:2009/01/13(Tue) 09:50  

>この発言に対しては、その真意が 悪意 だけからの発信なのか?
「悪意」という一義的な見方での反論で果たして良いのだろうか?・・・と、
考えさせていただいているところです。

なるほど。そうですね。
しかし、この発言が正当性ある趣旨だと信じるのであれば、志村さんのおっしゃるように
無記名ではなく、堂々と住所、氏名を明かしたらいいと思うのですが。
また手紙ではなく、掲示板で匿名であっても、話し合い、議論する手立てもあるのではないでしょうか。



[1909] 『菊池恵楓園』から、足が遠ざかったものにとって・・・。 投稿者:夕焼け 投稿日:2009/01/13(Tue) 06:40  

リベルさん、あずきさんのコメント読ませていただき・・・、訳のわからない思いが私を覆っています。

リベルさん、
「「こういう輩に反論や説得をする公的機関と言えば「ハンセン病市民学会」なのでしょうか。しかし何をどうすれば良いのでしょう・・・私には分かりません・・・(汗;)」」

あずきさん、
「「しかも匿名の悪意の攻撃など、無視するしかないですね。こういう行為しかできない人間は、おそらく療養所の方々だけではなく、無差別に匿名の悪意の攻撃をしているはずです。療養所の方々はお悩みにならないで、堂々とお暮し下さいますように。生意気を申し上げました。ご容赦くださいませ。」」


私の不可解の思いが生じた大きな原因は、

以前ある方々 (私に映画映画製作券を少しでもよいからさばくことは出来ないか?と、尋ねてきて下さった大分県日教組の組合員という立場の数名、しかも、職として部落解放運動に携わっている先生方) に、私自身も!投げかけられた覚えがあるからです。
被差別地域内からの、新たに起ち揚げようと模索し始めた『宿神まつり』の準備委員会の・・・その開始前の雑談の中で・・・、

「映画製作という啓発活動の運動にに対し、ネット上の匿名(ハンドルネーム)で、誹謗抽象的な論を持って運動を阻害する動きがあるが、こういう輩は無視するしかないですね」というような趣旨の発言です。

ですから、今回のリベルさんの [1892] 自分のBBSからの転載です。 内の、
「俺たちの税金で食べているのに感謝こそすべきで、不満を国や社会に向かって言うとは何事かという反論が帰ってくるようになりました」
この発言に対しては、その真意が 悪意 だけからの発信なのか?
「悪意」という一義的な見方での反論で果たして良いのだろうか?・・・と、
考えさせていただいているところです。

『患者狩り』が、正当性の中で執り行われた結果の・・・、
「森論文・・・、惰眠論」からの示唆も十分に視界に入れつつ・・・、療養所内が言わずとしれた隔離からの人の集まりであるがゆえの 無情な部分(病気の程度による自己中心的な差別感情・優劣感情からの排他性、そして、病気であったのかどうかという疑念からの不可思議な行動等々) も、しっかり熟慮され・・・、自治会へ向けられた罵声とされる意味合いも感じてみたい思いです・・・。

蛇足、
このことは、「藤本松夫」さんの 命 を、考え及ぶときにも重要な論点にもなるはずだと・・・、思っています。
なぜ?不本意な処刑が、まかり通ってしまったのか!?1962年前後の時代背景(隔離必要論の 是非 が、問われる動き・・・など)この追求は断固たる思いの下、今後も“「F事件」再審への扉”に願いを持っている一人です。




[1908] 滝尾さん情報。 投稿者:北風 投稿日:2009/01/12(Mon) 09:30  


このところレスがないので心配していましたが、身近な方から下記のメールをいただきました。


年末から、滝尾先生のホームページが更新されてなかったので、10日に携帯に電話しましたら、電話に出たので話をしました。
 パソコンは、年末から開いてないとのことでした。医者によると、いろいろ世情について思考することが、体調によくないとのことのようです。寒さもあって、手足の神経が痛いみたいです。
 ゆっくりと、静養するようにと話しておきました。



[1907] さほど問題になるのかなー 投稿者:ルリカケス 投稿日:2009/01/11(Sun) 18:30  

菊池支部へのFAX他来ているみたいですが?

私の私見を言いますと、大騒ぎする必要があるのでしょうか?
過去、判決後に黒川温泉の事が起こりました。
あの時は、全療協&弁護団&支援会が直ぐに行動に移りましたが?

今回は、全療協&弁護団の動きは?どうなっているのでしょうか?


[1906] Re:[1905] てんぷら 投稿者:北風 投稿日:2009/01/11(Sun) 16:08  


> 「てんぷら」をどう読むか?それは北風さんにお任せいたします(^^)。

冗談のわからない人だ(苦笑)。




[1905] てんぷら 投稿者:あずき 投稿日:2009/01/11(Sun) 14:40  

まぁ。たくさん「てんぷら」を頂きまして、ごちそうさまでした。
おつむ(←これは禁句?)もおなかもいっぱいになりました。
「てんぷら」をどう読むか?それは北風さんにお任せいたします(^^)。


[1904] 鋭い批評と読むべきか? 銀座のハゲ天のことか? Re:[1903] [1902] 野暮天 投稿者:北風 投稿日:2009/01/11(Sun) 12:53  

> > 冗談の通じない人だ(苦笑)。
>
> 失礼しました。「てんぷら」のことかと思いました(嘘♪)。

1)和菓子の製造工程において、製品の表面を糖蜜や羊羹等でコーティングする事を「てんぷら」という。
2)野球やゴルフで、意図せずに高く上がってしまったボールを指して「テンプラ」という(球を打ち「あげる」と天麩羅を「あげる」)。
3)はんだ付けで、はんだの中に空洞ができて接合不良になったものを「天ぷらはんだ」という。
4)過度に華を咲かせる事により、小さな海老をまるで大海老であるかの様に見せかけた海老天が多々見られることから、「見かけ倒し」や「中身を伴わない」状態の比喩として利用される。
5)自動車やオートバイのスピードメーターを実際に出ているスピードよりも速く表示して、性能が良いように見せかけることを業界の隠語で「メーターをテンプラする」などと言う。
6)正規に登録された乗用車の車台番号のものと異なる偽造ナンバープレートを取り付けたものを「天ぷらナンバー」という。
7)路盤を整備せずに表面だけ舗装することを、「天ぷら舗装」という。
8)学籍がないにもかからわず勝手に制服を着用して学生に成りすます者、あるいは無断で講義を聴講に来る者を、「天ぷら学生」という。(語源は「衣だけ」という意味)
9)主に新聞業界等において架空契約の事を「テンプラ」という。
10)サラブレッド及びアラブの血統をごまかすのも「てんぷら」という。



[1903] Re:[1902] 野暮天 投稿者:あずき 投稿日:2009/01/11(Sun) 11:43  

> 冗談の通じない人だ(苦笑)。

失礼しました。「てんぷら」のことかと思いました(嘘♪)。


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